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2004/07/23

対人依存行動の研究

久々に卒論メモです。もう夏だよ!やばい!ということで。

対人依存行動の研究(西川,2003)という論文について
まとめました(っていうか先生への報告から使いまわし)


 この論文では、従来の依存研究(過剰な依存性あるいはパーソナリティ要因との関連など)ではなく、依存感情・欲求をいかに表出するか、いかに抑制するかという自己制御のあり方を検討している。

1.「対人依存行動質問紙」によって規定される対人依存の表出と抑制
  2つの側面と特性論的な依存性との関係
2.2つの側面と問題解決行動(ストレスコーピング・社会的スキル)との
  関係
3.2つの側面と自己意識(自尊心・自己効力感)及び対人適応との関係

〈考察から〉
○特性的な依存性が、直接的に実際の対人依存行動を規定するものではない。

○親以外の友人、その他大人等への依存表出、援助希求、あるいは親への依存を抑制することがストレス対処行動と何らかの関連をもつのに対して、親への依存表出のみストレス対処行動とは全く関連しない。

○抑制の側面は表出と比べて安定しているが、親への依存や友人への道具的な依存の表出は抑制の側面に比べると状況的依存的で、影響されやすい。

○他者への依存、援助希求を持ちつつも、それをいかに抑制制御するかがその個人の適応感、あるいは社会的スキルをはじめとした社会適応能力と関連している。さらに、依存の表出が必ずしも対人不適応や自己評価の低さにつながるものではなく、依存の表出と抑制の両高的なバランスが個人の対人的な適応の良さを反映する。


依存の対象の比率というか変化について気になるところ。
ただしこの論文では質問項目の作成段階で恋人への依存行動は採択していません。
いる・いないで偏りが出るからだけど、恋人への依存って重要な気がするんだよな~。

とかごちゃごちゃ言いつつまだ方向性が決まらないすみでした・・・。


文献
西川隆蔵 2003 対人依存行動の研究―対人依存の自己制御と自己意識、
ソーシャルスキル、及び対人適応感との関係の検討― 
帝塚山学院大学人間文化学部年報

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